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子どもの肥満を解消するために
目次「子どもたちの肥満の現状」1P
「肥満の問題点と肥満防止に必要なこと」2P
生活習慣病という言葉も定着し、生活習慣が様々な病気の原因になることが知られるようになりました。しかし、子どもの肥満についてはまだまだ危機感が薄いのが現実ではないでしょうか。子どもたちが、将来自分の可能性を十分に発揮できるようにするためにも、肥満解消のサポートが必要です。
1:子どもたちの肥満の現状

 文部科学省の学校保健統計調査によると、学校医が肥満と判定した児童・生徒の割合は、1980年度以降、図1のように推移しています。
図1:肥満と判定された児童・生徒の割合 (単位 %)
 図1からは、小学生・中学生・高校生とも80年代の後半から肥満者の割合が増加していることがわかります。増加の割合は小学生が一番大きく、中学生と高校生はほぼ同じ水準となっています。

 また、小学生の増加傾向は97年度まで続き、その後はわずかながら減少しています。一方、中学生と高校生では90年度以降ほぼ同じ水準で推移しています。

 次に、1985年度から2003年度までの18年間に、肥満者の割合が男女別・年齢別にどのように変化してきたのかを見ていきたいと思います(図2参照)。
図2:肥満と判定された割合の男女別、年齢別の経年変化(単位%)
 2つのグラフを比較すると、まず男子の肥満者の割合が高いことが目につきます。その背景には、女子のダイエット志向が強く、そのため太らないように注意している児童・生徒の割合が高いという事情があると考えられます。

 次に、男子の年齢別の18年間の経年変化を見ていくと、特に高校生の増加率が高いことがわかります。85年度と2003年度の数値を比べると15歳では1.7倍、16歳が2.3倍、17歳が2.1倍となっています。注目すべき点は、小学生と中学生は85年度から95年度にかけて肥満率が増加したものの2003年度には減少傾向に転じているのに、高校生は2003年度も増加していることです。
 ちなみに、女子の18年間の経年変化で増加率が高い年齢は11歳(1.7倍)、16歳(1.6倍)です。
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